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早速整備します。
・機器名
0円。
SP端子は1系統しかありません。 入力はポータブルのMP3プレーヤを接続。 ファンクションはPHONO/CD/TUNER/AUX/TAPEを切り替えます。
約20分。
とりあえず、電源を入れて暖めます。 A級ですからその熱はかなりのものです。 3分でグリスが軟らかくなって外れました。 ![]()
ローレットがツマミ側にしかありません。 何か変ですね。 VRを外して見ると、ALPUS製でした。 本体はイギリス製ですが、故障で交換したのでしょうか。 VRの足から基板までは、なんとリード線で接続されていました。 普通だったら、「なんだぁ、修理交換品じゃん」と思うところですがA1の修理記事を検索してみると他のサイトの写真でも同型のVRが使用されていました。 うーみゅ? ![]()
早速外して分解します。 フェノール樹脂板に印刷されたカーボンパターンは綺麗です。 接点を清掃してみましょう。 やり方としては、薄い紙にCRC等(今回はクリンビューの601を使用)を染み込ませ挟み込みます。 下の写真の状態で、何度か接点部分をシュウドウします。 紙が剥離したカーボンや酸化物、部品によっては銀パターンから出る硫化物で黒くなります。 できたらその後に、接点グリスを塗布しておきましょう。 また今回とは異なり、外装が金属製でカシメの場合もあります。 そのようなときも躊躇なく精密ドライバーの先端で捲ってバラします。 このような清掃による整備は一時的な対処と考えてください。 やはり10年以上前の製品は、部品交換が正しいやり方です。 ![]()
ガリは全くなくなりました。 しかし、いつまでもつやら。 エージングを開始すると、10分で天板に触れなくなりました。 100円ショップで温度計を買ってきて、計ってみましょう。 |