◆REPAIRLOG 20030419

     ミニコンポを頂きました。
    KENWOODのAVINOシリーズです。
    CDプレーヤはレンズを掃除したら動作しました。
    カセットデッキは動作したりしなかったり・・・

・機器名

    KENWOOD X−SE7
・症状/入手費用
    動作するときもある。
    0円。
・故障確認
    最初は動作したので、何だろうこれ?
    1週間後に使用したら、テープローディング後「ウィーン」と音がしたまま再生モードに切り替わりませんでした。
・修理部品/時間
    手持ちベルト1本。
    約10分。
・修理状況
     リアのネジを3本外します。
    トップカバーを、リア側から広げるようにパカッと持ち上げます。
    アナログカセットテープをローディングさせます。
    トレイが引っ込むとヘッド位置まで下がりますが、最後の数mmでベルトがスリップを始めて止まりました。





     ベルトを外してみたら、伸びて更に変形していました。
    プーリーの溝幅を見ると、ベルトが細いような気がします。
    手持ちのベルトを調べてみると、シャープのビデオデッキ用でちょうどよい長さ、太さのものがありました。
    早速交換します。





     上の写真でわかるように、小さいプーリはサイドのプレートに隠れていますが、整備性をよくする為に穴が開いています。
    この穴からピンセットを使用してベルトをかけます。
    更に大きい方のプーリへかけて、作業は終わりです。

    KENWOODの音はよくドンシャリと言われますが、カセットデッキ単体で使用するとかなり素直な音です
    しかし趣味部屋にはもうアナログカセットが1本もありません。
    テスト用に新品テープを開封しました。