◆REPAIRLOG 20030321

     長年愛用していたNV−BX25のB号機が壊れました。
    A号機は3年前からブレーキ系の磨耗で、現役を引退しています。
    ニコイチで復活とばかりに、屋根裏部屋からA号機を引っ張り出しました。

・機器名

    松下 NV−BX25
・症状/入手費用
    カラーレベルがおかしく、前面パネルから調整不可。
・故障確認
    A号機はブレーキ系の磨耗で消耗品キットが必要な状態。
    B号機はビデオ信号系基板の不良。
・修理部品/時間
    0円。
    約1時間。
・修理状況
     B号機を分解。
    ビデオ基板はメカの向かって左側。
    手付け部品が20数点。
    シリアルはMB2340152。
    量産初期のものと言うより、初期ロットの152台目かもしれませんね。
    それに比べA号機は1点の手付け部品もありません。

    基板間コネクターに注意してビデオ基板を外します。
    ビデオ基板はジャック基板と一緒に外れますが、下部にモジュール基板が5枚もぶら下がっています。
    最新のビデオデッキと比べると、基板だらけです。
    8個のワイヤーハーネスを外してようやく取り出せました。


     ビデオ基板の交換そのものは20分もあれば完了します。
    別に調整も必要ありません。
    本当は調整した方がよいのですが、昔の高級機と言えどそこまで気合が入りません。
    理由は、今日届いた日立のDT−DRX100です。
    画質は比較の対象にすらなりません。
    D−VHSはそのくらいの実力です。

     ニコイチにしたB号機は、リビングで娘用です。
    A号機は部品取りに保存するつもりもないので、このまま破棄します。
    B号機が今度壊れたら、もう修理するつもりはありません 。
    もう、そこまで新しい時代が来ています。
    今はまだVHSデッキ+DVDプレーヤのような半端な機器がゴロゴロしています。
    しかし本命はHDDデッキ+DVDレコーダーでしょう。