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このCDプレーヤ、ONKYOのハイコンポでインテックシリーズのものです。 シリーズ中では一番古い型だと思われます。 ヤフオでは業者の出品が多く、不動品が数百円で売買されています。
・機器名
本体のみ1200円。
約0.5+1時間。
電源を入れて、トレイを引き出します。 CDをチャッキングするカバーを外します。(1番のプラスドライバーでネジ2本) ピックアップレンズとスライダー、シャフトを無水アルコールで清掃します。 スライダーとシャフトへ綿棒でシリコングリスを塗布します。 これで再生するようになりました。 なんだつまらん、ログを書くほどじゃないと3日くらい使っていました。 音は銅箔巻きのスチロール等を使い、かなり尖った印象です。 しかし音像がしっかりし、奥行きも感じます。 人気がある所以でしょう。 修理から3日目、そろそろ屋根裏にでも仕舞うかと考えていました。 古いCDをセットしてPLAYボタンを押したら、一度トレイを引き込みましたがすぐに出てしまいました。 あれっ? と思って再度押すと、今度はきちんと再生モードに入りました。 トップカバーを開けて、動作を見ます。 トレイが収納されたら、ピックアップユニットがせり上がりCDをチャッキングします。 そのとき瞬間ですが、せりあがる動作が鈍くなります。 トレイ駆動用のベルトが伸びてしまっているようです。 機構上、トレイの格納後ピックアップユニットがせり上がり、チャッキングの最後が最もトルクを必要とするようです。 ここ3日間どうしていたのか不思議に思いましたが、動作をよく見るとわかりました。 10数回に1回程度、ピックアップユニットは一瞬ですが止まってしまいます。 すると上側のCDクランパーに磁石が内蔵されているので、これがピックアップユニットを引き上げていました。 本来ならモーターのトルクで完全にせり上がるところが、滑って止まり磁石に助けられていたのです。 ![]() ![]() トレイ先端の化粧カバーを外します ![]() ネジを4本外し、トレイを少し出したままメカユニットを取り外します ![]() センサースイッチのピンや2箇所のロックを外しトレイを引き抜きます ![]() 200円のベルトを交換して、今度こそは修理完了です |