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同型のアクセサリー類が使えるTH−K47がヤフオに出ていたので、ついでに落札しました。 こっちはTH−K48の半額以下だったので、けっこうボロボロでした。 更にニカドパックが寿命でした。 ACアダプター(正確には充電器)では受信は出来ても送信できません。 そこでニカドパックを復活させることにしました。
・機器名
本体、非純正ロッドアンテナ、ACアダプターで3800円。
約2時間。
この時点では、単三型ニカドが6本入っていると確認できていません。 あくまでも端子電圧7.2Vとパックの高さから推測したものです。 パックの外装は最中タイプなので、根気よく爪を入れて割りました。 出てきたのは端子間を薄い板で溶接したごく普通の単三型ニカド6本でした。 陽極側の絶縁紙はボロボロになっています。 これはニカド特有の問題で、陽極側に弁がありどうしてもガスが放出されるからです。 シリーズに接続された電池間に、ヒューズが1本入っていました。 下部から接続するアダプターの電圧は電池をパスしていますが、逆接続防止のダイオードが1本入っていました。 ![]() 電池間を接続している薄い端子板を外して再利用します。 溶接機を持っていないので、当然ハンダ付けします。 ヒューズは同じように入れます。 さて、問題が発生しました。 最初から予想していたことですが、市販の単三型ニカド電池はこのようなパック型電池より長いのです。 このままではパックに入りません。 ハンディータイプの無線機も、設計上大きさがシビアなのでしょう。 外装のリブを削ります。 絶縁紙を最低限にします。 下部から接続するACアダプターは持っていないので、ダイオードと配線は省略します。 これでもまだ入りません。 仕方なく、外装に1ヶ所5mm程度の穴を開けました。 更に絶縁紙が動きそうな部分は、接着剤で固めてしまいました。 ![]() 交換後、特に問題なく使用しています。 知識のない方は絶対にやらないで下さい。 最悪の場合は充電中に破裂して怪我をする恐れがあります。 |