◆REPAIRLOG 20010701

     上尾のハードオフへ寄ったら、プレステジャンクが6台くらい転がっていました。
    価格は本体のみ2000−4000円で、最安値はSCPH−1000の初期型でした。
    とりあえず珍言采は、まだ開けたことがないSCPH−5000を買ってみました。


・機器名

    SONY SCPH−5000
・症状/入手費用
     不明。
    2000円の無駄遣い。
・故障確認
     ハードオフが記入した値札の横の表示には、「電源入る」とだけ書かれています。
    自宅へ帰ると、めがねタイプの電源コードを接続しスイッチオン。
    確かに電源は入ったわな。
    CDを入れて蓋をすると、ガタガタ音がします。
    CDを外して、受け皿のディスクを手で回すと、おぉモーターのフレームを擦っている。
・修理部品/時間
     合計約30分。
・修理状況
     ボトムのネジを5本外して、外装を取ります。
    基板上のコネクターとフレキを外してピックアップユニットを取り出します。
    グリスが枯れているのは後回しにしてモーターを外します。





     なんじゃこりゃ。
    受け皿のディスクは、モータのスピンドルに圧入(押し込んで固定するだけ)していますが、異様に下がってモータフレームに当たっています。
    子供が使用していて、ゲームディスクを力いっぱい押し付けたんじゃないでしょうか。
    圧入なので調整もへったくれもありません。
    別のプレステのこの部分を見ながら、同じ隙間にするだけです。

     マイナスのドライバーを隙間に入れて、抉りながら隙間を合わせます。
    あとは、ピックアップのスライダーやウォームギアにグリスを塗布して終わり。
    のはずが、音楽CDを再生すると音飛びしました
    もう一度外装を外して、フレキのVRを回しフォーカス調整して完了。
    今度は大丈夫でした。
    SCPH−1000も買っておけばよかったかな。

     一般的に、ジャンクのプレステは恐ろしく汚いです。
    OAクリーナを吹き付けて雑巾で拭き取るのは、クリーナがもったいないです。
    今度のお休みは、外装を外してジャブジャブ洗剤で洗うつもりです。
    基板アッセンブリーを洗っちゃ駄目ですよ。