◆REPAIRLOG 20010217

     久々にハードオフでディスクマンのジャンクを買いました。
    本体のみの透明樹脂パック品なので、中身はチェックできません。
    AVLSとか私の知らない機能が付いた、わりと新目のディスクマンのようです。


・機器名

    SONY D−235
・症状/入手費用
     不明。
    1000円の大冒険。
・故障確認
     手持ちのSONY製4.5VACアダプターを接続。
    TOCを読み取りません。
    ピックアップレンズがカタカタ音をたてます。
・修理部品/時間
     合計約30分。
・修理状況
     ボトムのネジを5本外して、外装を取ります。
    基板上(基盤じゃないってば!)のコネクターを3個外してピックアップユニットをひっくり返します。
    グリスが枯れているので、スライダー部とギアに塗布します。





     かなり調子は良くなったのですが、Gerald VeasleyのLOOK AHEDを再生すると3曲目辺りからサーボがかからなくなります。
    CDによってかなり症状の差があります。

     もう一度開けて、ピックアップユニットのフレキ部の調整VRを左へ回します。
    プレイステーションのフォーカス調整を知っている人なら、お馴染みの場所です。

     ついでですから、ニカド電池を改造して使えるようにします。
    SONY製のディスクマン(商標だからSONY製はあたりまえか)は、2本のニカドを接合したパックを高く売っています。
    そこで秋葉では200円/本程度のニカドに、樹脂板を張り付けて使えるようにします。
    樹脂板は、8mmビデオテープのケースをニッパで切って作りました。
    張り付けはゼリー状の瞬間接着剤、ゼロタイムを使用しました。





     ニカドも問題なく動作しました。
    下の写真のようにCHG(充電中)の表示が出ています。