◆REPAIRLOG 19991230

     1999年12月30日、今年も残り僅か。
    NHK BSではエリック・クラプトンに続きジェフ・ベックをやっている。
    昭和43年頃、クラプトンやベック、ペイジを聴いて育った珍言采にはとても懐かしい。
    (聴く趣味としては16歳でJAZZへ転向したが・・・)
    3人のギタリストの中で、特に感銘を受けたのがベックの格好。
    黒っぽいジャケットにジーンズ、スニーカーにギターケースを抱えたジャケット写真は秀逸だと思う。
    それを見て以来、黒のジャケットにスニーカーは珍言采の遊び着になっている。
    (いや、通勤着の50%もそうか)
     ここのところ自転車に凝っているせいか、AV機器の修理がおざなりになっている。
    LYCOSに載っけてもらったこともあり、少し充実させなくっちゃ。
    というわわけで、久々にビデオデッキの修理に取り掛かる。
    ネットニュースで画像が出ないというHR−D3を、女性から譲ってもらった。

・機器名

    VICTOR HR−D3
・症状/入手費用
    持ち主曰く、画像が出ない。
    ビール券3枚と送料で入手。
・故障確認
     自己録/再生も他機録テープもブルーバックしか出ない。
    早速アルコールで走行系を清掃してみた。
    しかし、片CHの出力画像しか出ていないような症状にしかならない。
    ヘッドの突き出し量はかなりあるのに・・・
・修理部品/時間
    約30分。
・修理状況
     試しに松下製のポリシングテープを10秒間試してみる。
    他機録テープを再生すると、ノイズバーはあるものの両チャンネルの出力が出ているのがわかる。
    どうもトラッキングが合っていない。
    そこで秋葉原の千石で買ったドライバーを使ってみる。
    マイナスの先が二股に分かれていて、ガイドローラの高さを調整するのに用いる。
    ありゃりゃ、NEC製ではOKだったがVICTOR製には合わない。




    うーむ、仕方がないのでマイナスドライバーを使用してテイクアップ側を調整すると、難なくトラッキングが合ってしまった。
    勿論趣味部屋のリファレンステープに合わせました。