◆REPAIRLOG 19990827
ディスクマンに内蔵されていた充電電池が寿命になったので、復活させることにしました。
オリジナルの形状は、単三型ニカドを2本樹脂製のパーツで連結したパックです。
これなら樹脂製パーツを再利用すれば手持ちのニカドを使用しできるとふんだからです。
このディスクマンは、普通の乾電池とニカドパックの差を樹脂製パーツの突起部分で識別しています。
常時ニカドを使用するなら突起が押しこまれるスイッチ部分をONにする改造でも構わないのですが、できるだけ本体の改造は避けたいものです。
・機器名
SONY リチャージャブル・バッテリー BP−DM10
・症状/入手費用
・故障確認
本体の**ボタンを2回押すと充電を開始するが、再生できず。
・修理部品/時間
・修理状況
カッターナイフの先で充電電池の外皮を切りながら外します。
外皮はごく普通の黒い熱収縮チューブを使用していました。
樹脂部品に残ったバリは、これまたカッターナイフの先で綺麗に取り去ります。
↓ 切り取ったところ
以前秋月で購入したニカドを2本元の形状に組み合わせ、瞬間接着剤で合体させます。
↓ 合体させたところ
ニカドの充電特性は他の充電電池と比較してそれほどデリケートではありません。
そこで今回のように急速充電型のニカドで組み立てておけば、特に問題は出ないだろうと考えます。
ちなみに今回使用した単三型ニカドは、1本230円くらいで購入したものです。
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