◆REPAIRLOG 19990220

    カミさんのパート仲間のデッキの修理に取り掛かる。
    既に預かって2週間を経過していた。
    バレンタインのチョコも貰っていたし、そろそろ片付けなくっちゃ。

・機器名

    東芝 A−F31
・症状/入手費用
    イジェクト後カセットがなかなか入らない。
    電源が切れる場合もあるとのこと。
・故障確認
    先ずはトップカバーを開ける。
    カセットイジェクト後も勝手にカセットが入ろうとするのを確認する。
    とりあえずカセットハウジングの検出スイッチ不良と判断。
・修理部品/時間
    約10時間。
・修理状況
    カセットハウジングをオーバーホール。
    メカのシュウドウ部もオーバーホール。
    これでなおったかと思ったら勝手にテープローディング機構が動作を始める。
    これはモードスイッチもおかしいなと思って、デッキを裏返す。
    モードスイッチは回転機構の簡単なもので、取り外しも簡単。

    モードスイッチ分解整備中↓






    しかしここで大変なことになった。
    プリント基板のパターン部と回転スイッチのコンタクトを清掃し、いざ組み立てるときに薄い基板を割ってしまった。
    仕方がないので、東芝のHPを見てサービスセンターの場所をメールで問い合わせる。
    2日後メールで場所の返信があった。
    モードスイッチと呼称してよいかとの質問は無視された。
    電話して確認すると在庫ありだったので、その場で注文する。
    どうやら東芝はモードスイッチと呼称していないらしいが、すぐに通じた。
    土曜日の雪の日、車で引き取りに行った。
    400円。
    しかし帰宅後あわやの状態に気付く。
    伝票をステープラーでとめているのだが、針がモードスイッチのフレキにグサリと突き刺さっている。
    この写真は親切な電気屋さんに掲載。
    フレキのパターンの上に刺さっていたが、1本の10%程度が切れていたくらいなので使用できると判断。
    組み立て後特に異常なし。
    しっかりしてくれよ東芝さん。
    わしの確認も問題だな、こりゃ。