◆REPAIRLOG 19990102
正月2日、元旦にシールドケースのエッジで指を怪我したので、今日はおとなしく家に居ることにする。
年末の12月30日、じゃマールで知り合った女性宅までPCのセッティングのお手伝いに行った。
メモリ増設、HDD増設、LAN接続。
幸いにもお手伝いの報酬に壊れたNV−FS800Cをいただいた。
型番も近いし、ひょっとしたらあれに部品を流用できるかもしれない。
あれとは、ハードオフ仲間のSさんと物々交換して入手した松下のS−VHS機、NV−FS700。
数ヶ月も部屋の隅に放り出している。
・機器名
・症状/入手費用
・故障確認
NV−FS700は、3倍モードの自己録で反転が出る。
画面上にたくさんのミミズがのたうつようなカラーノイズも多い。
しかし標準モードではそれほどでもない。
メカの機構は800Cがセンターメカで700が左側。
800Cはカセットハウジングがこじられている。
どうやらモードスイッチの不良でテープが内部で絡んでしまったときに、前の持ち主は無理してハウジングの一部を壊して取り出したらしい。
サブフレームもガタガタだし、ネジも4本足りない。
700はヘッド磨耗以外にアンテナ端子が折れている。
どうやったらこの頑丈な端子が折れるのだろうか。
この端子は基板にチューナユニットが直付けなので、基板ごと交換しないと修理できない。
またこの基板は別のメイン基板に20箇所以上半田付けされているので、外すだけで1時間はかかるのではないだろうか。
修理は、NV−FS800CのドラムモーターアッセンブリーをNV−FS700へ載せることにする。
両方の外装を外す。
順番は、トップカバー、ボトムカバー。
ネジを2本外して、シールドケースに収まったプリレコ基板を外す。
静電気除去のブラシを外す。
下部から3本のネジを外して、ドラムモーターアッセンブリーを交換する。
ドラムモーターアッセンブリーの部品番号は末尾が異なる。
性能上は問題ないようで、特に支障なく使えてしまった。
アンテナの端子は、どうせ地上波を録画しないのでしばらくこのまま使用することにする。
作業終了後、今度は700のメカ毎800Cへ移植するればよいかもしれないと思い始めた。

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