◆REPAIRLOG 19981005

今日は月曜日だが休暇取得。
昨日は地方自治体主催のレクレーション(町内対抗運動会)で綱引きに出場。
若い連中を出さないと負けると思うが、43歳の私が一番若い。
高齢化と若者の地方自治無関心で、この先が思いやられる。
最近知り合ったリペア仲間のIさんからシャープのビデオデッキカセットハウジングとビクターのアッパードラムが届いたのでドラムを交換することにする。

・機器名

    VICTOR HR−D1
・症状/入手費用
    ヘッド摩耗/デッキ本体4000円。
・故障確認
    約2年前に千葉の方からネットニュースの掲示を見て買った。
    せいぜい2000円の価値しかないと思っていたが、愛着があるらしくまた1年程度しか使用していなかったせいかかなり高額を要求されて4000円に落ち着いた。
・修理部品/時間
    約1時間。
・修理状況
    珍言采の修理方法だとドラムモーターアッセンブリー毎交換してしまう方が早い。
    が、Iさんは部品の収納に困るくらい多数のパーツを保有しているので、ヘッドは全てアッパードラム単位で持っているそうだ。
    まあ、テープパス調整を久々にやるかと半田ごてを暖める。
    昔と違ってアッパードラムも半田を吸い取ってやれば交換はそんなに時間がかからない。
    ドラム上部のヘッドへの配線を確認し半田吸い取り線(ブレジットワイヤー)をあてながらこてを押し付ける。
    半田吸い取り線にはフラックスをしみこませているので、瞬時にまるで毛細現象のように吸い込んでくれる。
    このとき注意するのは、内部結線の個所まで吸い取らないこと。
    交換後自己録画再生、他機で録画したテープも再生。
    全く問題なし。
    やっぱり国産機は工作精度がいいよなぁ、感心。